ニコ・ロズベルグ通信 Warning: Unofficia Fan blog. ※ファンによる非公式のブログです。今後は情報より雑感が多くなる予感。

217月/083

フランスGPコラム、ロズベルグ「FW30はコンストラクターズチャンピオンシップで4位を争う競争力に欠けていた」

フランスGPを16位で終えてのロズベルグのコラムです。チームメイトの中嶋一貴は15位です。予選は逆順位のロズベルグ15位、中嶋一貴16位でした。

"As a result of the 10-place penalty from Montreal, I expected the French Grand Prix to be a tough race. But not this tough!"

[AT&T Williams - Nico's French GP Column]

「モントリオールで、決勝のスタート位置が予選の順位から10番手降格というペナルティを受けて、僕はフランスGPは厳しいレースになると予想していた。でも、こんなに厳しいとは思わなかった」

"The FW30 lacked the pace of our main competitors in the battle for fourth place in the Constructors’ Championship. That’s not to say we didn’t make progress with the set-up during practice because we improved from 14th fastest on Friday morning to 11th on Friday afternoon and on Saturday morning we were fourth quickest. But when it really mattered, in qualifying and the race, the Red Bulls and the Renaults were quicker."

「FW30はコンストラクターズチャンピオンシップで4位を争う競争力に欠けていた。フリー走行の間にセッテイングで進歩がなかったというわけではない。なぜなら、僕たちの順位は金曜の朝の14位から金曜の夕方の11位にまで改善したし、土曜日の朝には4番目に速かったからだ。けれども、本当に意味をもつ、予選と決勝ではレッドブルとルノーが僕たちより速かった」

"My pace over one lap in qualifying was compromised by the rear wing we wanted to use in the race, but it should have cost only a tenth of a second and to qualify 15th was very disappointing. After battling with the BMWs and the Ferraris in Canada, it was a bit of a reality check and proof that our car isn’t strong on these quick, medium downforce tracks."

「予選での僕の一周のペースは、決勝で使用したかったリアウィングのために妥協することになった。けど、その妥協によっては1/10秒ほど遅くなっただけだろうから、15番手で予選を終えたというのはとても残念なことだった。カナダでのBMWやフェラーリの戦いの後、僕たちのマシンはこのような高速で中程度のダウンフォースのコースでは強くないということが少しばかり真実として証明された」

"With my 10-place penalty, I started the race on the back row of the grid. I wasn’t last, however; the wooden spoon went to Rubens Barrichello, who had a gearbox change on race morning and the resultant five-place penalty saw him line up 20th."

「10番手降格というペナルティで、僕は一番後ろの列からスタートすることになった。けれども、僕は最後尾ではなかった。ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)が最下位賞にみまわれた。彼は決勝の朝にギアボックスの交換をすることになり、5番手降格ペナルティのため、20位につけることになった」

"At the start of the race, I got too much wheelspin and I wasn’t able to make up any places on the run to the first corner. Knowing that I was on a one-stop strategy, I spent the early laps nursing my option tyres while my fuel load was at its heaviest. I was then the last driver to pit for new rubber, on lap 40, which was when I switched to the prime tyre and could push a bit harder from the outset. I crossed the finish line in 16th place, which was my worst result of the year."

「スタートでは、ホイールスピンを多くしてしまい、最初のコーナーまでには誰も抜くことが出来なかった。知ってるように、僕はワンストップ作戦をとっていたから、ラップの初期の燃料の搭載量が最も重い間はオプションのタイヤを大事にしながら過ごした。そんなわけで、40周目で、僕はピットストップで新品のタイヤに交換する最後のドライバーになった。そのため、その良いタイヤで初期に比べてに少し厳しく攻めることが出来るようになった。僕は16位でフィニッシュラインを越えた。今年で一番悪い順位だ」

"At least I won’t have a grid penalty at the British Grand Prix, the next race on the calendar, so I’m looking forward to having a better race there. We have a test session at the track this week, when we hope to make progress with the set-up of the car and resolve some of the issues we had in France. Although Silverstone has a lot of high-speed corners at the start of the lap, the twisty end to it means we use slightly more downforce than at Magny-Cours, which I hope will improve our overall competitiveness."

「少なくとも、次のレースであるイギリスGPではスタート位置降格のペナルティは受けない。だから、今回よりは良いレースになるだろうと楽しみにしている。今週、シルバーストーンではテストを行う。テストでは、マシンのセッティングが進化し、フランスであったいくつかの問題が解決されることを願っている。しかしながら、シルバーストーンはコースの手前に多数の高速コーナーがある。その曲がりくねった部分のため、僕たちはマニクールより若干ダウンフォースを利用することになる。そのことによって、僕たちのすべての面での競争力が改善することを願っている」

"There’s also a very important football match on Wednesday, which I’ll be watching in my motorhome in the Silverstone paddock. Germany are playing Turkey in the semi finals of Euro 2008, which I’m told is the 18th time they’ve made it into the semis of a major tournament. That’s a very impressive record, but one that they fully deserve because they know how to perform when it really matters. If they win, you can guess what I’ll be doing next Sunday, which is finals day!"

「水曜日にはとても重要なサッカーの試合がある。僕はシルバーストーンのパドックにあるモーターホームで見る予定だ。EURO2008の準決勝で、ドイツはトルコと戦う。僕が聞いたところによると、ドイツがメジャーなトーナメントで準決勝に進むのは18回目ということだ。とても感動的な記録だが、彼らはまさにそれに値する。なぜなら、重要なときに何をするかを知っているからだ。もし、彼らが勝てば次の日曜日には僕が何をしてるかが想像できるだろう。決勝の日なんだ!」

"See you at Silverstone,

Nico "

「シルバーストンで。ニコ」

ニコと学ぶF1英語:

the wooden spoon = 最下位賞

イギリス英語で、最下位のことをこういうそうです。その語源は昔、ケンブリッジ大学で試験合格者の中で最下位の者に木製スプーンを贈る習慣があったからだそうです。エスタブリッシュ過ぎてわからなかったです。

"the wooden spoon went to Rubens Barrichello, who had a gearbox change on race morning and the resultant five-place penalty saw him line up 20th."

コメント:

実に邦訳が遅くて申し訳ないです。フランスGPなんていつだよ、という声が聞こえてきそうです。コラムはそれぞれのコメントをまとめた内容のものが多いようなので、今のように時間のないときはコラムだけを訳してみることにしました。

予選も悪く、ペナルティがあったとはいえウィリアムズにとって得意なストリートサーキットから一点してのひどい結果に涙がこぼれそうです。一貴とたった1位差なら、ニコも完走まで頑張ったんだと思います。…ファンの贔屓目バリバリかもしれませんが。

F1通信:ロッド・ネルソン(ウィリアムズ)、失業の危機かによれば、成績の悪さにエンジニアの差し替えの噂も出るほどのようです。

ニコのコラムも、レースの詳細はあまり書かないで、サッカーの話にかなりの部分を裂いていて「振り返りたくないのかな」と思いました。生まれはドイツと育ちはスイスと父の故郷はドイツと色々な国に縁のあるニコなので、国同士の戦いではどのチームを応援するのかと思っていたのですが、一応(?)母国だけあってドイツなんですね。そこが新鮮でした。

ところで、ハミルトンの10グリッド降格ペナルティ+ドライブスルーペナルティに、ニコのワンストップ作戦が重なって、また二人のバトルというか並走というかが映像に映りました。…うーん、耳目を集める選手とよく争う(?)のは嬉しいのですが、ペナルティを受けまくりのときではなく、調子が良いときのハミルトンと争って欲しいと思いました。

ニコが気にしていたドイツは準決勝で3-2でトルコを破り決勝に進出しました。

Comments (3) Trackbacks (0)
  1. お久しぶりです。
    イギリスは残念でしたね。
    ニコの注目していたサッカーも決勝でドイツは負けてしまいました。。。
    ニコはF1選手でなかったらサッカー選手になっていたと言うほどフットボール好きのようですね。
    モナコでも、ドイツGP前にもグラウンドでサッカーに興じていました。http://www.racefreaks.nl/images/550/kjhohngzorkqwcmshat.jpg
    レーシングスーツ姿を見慣れてるとちょっとおやっと思いますね(笑)。
    ボールを蹴るニコはレースでは見せないような表情をしています。

    そしてイギリスの後はモスクワでデモ走行、マクラーレンへの移籍話も出たり、
    正直彼の周りは慌しくてモチベーションが維持できているのか心配なのですが(><)
    ウィリアムズにいる以上、なんとか頑張って欲しいものですね。

  2. 2行目、イギリスGP→フランスGPでした。すいません。

  3. ゆうこげさん、またコメントありがとうございます。

    フランスとイギリスは私も記事中で間違えてしまったので、そのせいかもです。直してみました。

    ドイツGP前もサッカーをしていたんですねー。ステキな写真、ありがとうございます。写真でしか見たことないのですが、サッカーをしているときのニコはレースと違ってまだあどけなさを感じるなあ、と思います。

    モスクワのニコもステキでした。モスクワのファンがうらやましいです。移籍話は毎年出ていますが、今年はちょっと現実味が有り過ぎて「うーん」と思いますよね。

    ただ、マクラーレンとの噂の発端であるマネージャーは現在ウィリアムズのもう一人のニコであるテストドライバーのマネージャーも勤めている様子で、「そのニコの売り込み?」と思ってしまいました。


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