ニコ・ロズベルグ通信 Warning: Unofficia Fan blog. ※ファンによる非公式のブログです。今後は情報より雑感が多くなる予感。

239月/080

イタリアGPコラム、「ピットストップで、インターミディエイトタイヤに変更していたら、僕はクビサをやっつけて3位になれていただろう」

イタリアGPを14位で終えたロズベルグのコラムです。チームメイトの中嶋一貴は12位でした。予選はそれぞれロズベルグ5位、中嶋一貴が18位です。

"The Italian Grand Prix was a missed opportunity. Had I changed onto intermediate tyres at my only scheduled pitstop of the race on lap 28, I would probably have beaten Robert Kubica to third place. As it was, I stayed on extreme wets because we thought more rain was coming and when it didn’t materialise I had to make a stop for inters on lap 33."

[AT&T Willliams Nico's Italian GP Column]

「イタリアGPでは機会を逃した。28週目に予定されていた一度だけのピットストップで、インターミディエイトタイヤに変更していたら、僕はクビサをやっつけて3位になれていただろう。あそこで、僕はエクストリームウェットのままだった。もっと雨が降ると思っていたんだ。そうじゃないことが分かったとき、僕は33週目でタイヤ交換のためにピットストップをしなければいけなくなった」

"Strategic decisions like this are easy in hindsight, but in the heat of the moment you’re walking on a knife-edge. The weather was very unpredictable and we made the wrong call. It was as simple as that. However, had we known at the time that Rubens Barrichello had changed onto inters as early as lap 16 and immediately gone two seconds a lap faster, we might have thought differently…"

「このように後になって戦略面での判断をするのは優しいことだ。けれども、戦いに熱くなっているときには、崖の上を歩いているんだ。天候はとても予想が難しく、僕たちは間違った判断を下した。ただそれだけだ。しかしながら、あのときルーベンス・バリチェロが16週目という早い時期にインターミディエイトに交換していて、すぐに2秒も速いタイムを出していたことを知っていたら、違うように考えただろう」

"While 14th was a disappointing result, there are plenty of positives to take from this race. We improved the balance of the FW30 throughout the weekend and were competitive in qualifying. Given my heavy fuel load, I was pleased to be fifth on the grid, but I don’t think I did a better job than at Spa the previous weekend, when I lined up 15th!"

「14位というのは悲しい結果だけれども、このレースでは肯定的なことがたくさんあった。僕たちは週末を通じてFW30のバランスを改善出来て、予選では競争力があった。たくさん燃料を積んだにもかかわらず、5番手でグリッドに並べたのは喜ばしい。けれども、僕は15位だった先週のスパより良い仕事を出来たとは思っていない」

"From here I’m returning to Monaco for a few days before heading to Jerez for the final mid-season test session of the year. The focus of the test will be on next year’s regulations and we’ve got a lot of parts to try, which should be interesting. Then I’m flying straight to Singapore for the next race."

「今年の最後のシーズン中のヘレスでのテストに向かう前に、僕は、ここから数日間、モナコに戻る。テストでは次のシーズンの規則に焦点をあてる。僕たちにはテストするためのたくさんのパーツがある。楽しみじゃないか。それから、次のレースのため、シンガポールに直行する」

"I’m looking forward to the inaugural Singapore Grand Prix race for several reasons. Most importantly, I think our car could be quite competitive on the 5.067km (3.149-mile) track because I’m told the layout is similar to Monaco, where I qualified sixth and was competitive in the race until I crashed. I’m also excited by the fact that the race is taking place at night because I think it will bring an added dimension to the weekend."

「いくつかの理由から僕は初開催のシンガポールGPを楽しみにしている。特に重要なのは、僕はマシンがこの5.067kmのコースでとても競争力があると思っていることだ。なぜなら、レイアウトが6位で予選を終え、レースでもクラッシュまで競争力があったモナコに似ていると聞いたからだ。僕はまた夜に開催されることにもワクワクしいている。レースの週末に、何かしら違った側面を加えてくれるだろうと思っているから」

"One of the biggest question marks surrounding the race is what time zone to stay in. I’ve decided that I’m going to remain on European time because there’s no point in waking up at 7am if you don’t need to be at your peak until 8pm, when the race starts. As a result, I’ll be going to bed at about 4am every morning, so I hope the nightlife’s good! I’d better ask the guys at RBS where to hang out because they hold a lot of PR events in the city-state."

「レース周辺での一番大きな問題は、どのタイムゾーンで過ごすかだ。僕はヨーロッパ時間のままでいようと決めている。レースのスタートする夜の8時までピークである必要がないなら、朝の7時に起きることに何のメリットもないからだ。だから、僕は毎朝4時くらいにベッドに行くだろう。だから、ナイトライフが良いものであることを願っている。どこに行ったらいいいかはRBSの人たちに聞くのがいいだろう。彼らはたくさんのPRイベントをこの都市国家で開くんだ」

"See you out there, Nico"

「また、向こうで。ニコ」

ニコと学ぶF1英語:

intermediate tyres = インターミディエイトタイヤ。

intermid、つまり中間という意味そのままで、雨が少し乾き気味の路面にあったタイヤです。FIAの規約の関係上か、もうインターミディエイトという言い方は古いのか、現在の放送では「レインタイヤ」と呼ばれます。一昔前にウェットタイヤと呼ばれた雨用のタイヤは「エクストリームウェザータイヤ」と呼ばれているようです。

"Had I changed onto intermediate tyres at my only scheduled pitstop of the race on lap 28, I would probably have beaten Robert Kubica to third place. "

「28週目に予定されていた一度だけのピットストップで、インターミディエイトタイヤに変更していたら、僕はクビサをやっつけて3位になれていただろう。」

コメント:

前戦のコラムでやたらと詳細に仮定法過去完了について解説したかいがあったという、仮定法過去完了をつかいまくっての「○○がなかったら」の嵐でした。実は、この仮定法過去完了を使うと、なんだか後ろ向きなコメントに思えて好きではないのですが、ただ、今回は善戦をしていただけにそれも仕方が無いのかも、と思います。

むしろ、こういうところでの「くやしい!」って気持ちがドライバーには重要なのかなー、とそんなことを考えてみます。

今回のレースを見ていて、かなりの素人考えなのですが、ウィリアムズは作戦面が弱いのではと思いました。いや、ですね、普段は下位で、そのときは賭けに出てアグレッシブになれるんだけど、少し順位がよくなると守りに入り過ぎて、結果として下位にいたときより悪いレースになる流れが漂ってるように思うんです。なんとなーく、一昔前のマクラーレンのはずれまくりの戦略をみているように思います。思い違いだといいなぁ。

予選が雨による波乱の結果とはいえ5位で、中嶋一貴にとても差をつけていただに、チームメイトに負けてのフィニッシュというのは悲しかったです。

次のシンガポールが高ダウンフォースサーキットでウィリアムズに有利というのは、とても嬉しい知らせです!次こそ!

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