ニコ・ロズベルグ通信 Warning: Unofficia Fan blog. ※ファンによる非公式のブログです。今後は情報より雑感が多くなる予感。

15月/080

スペインGP終了後コラム、ロズベルグ「僕は(エンジンの)異常にまったく気付かなかった」

ロズベルグのリタイアで終了したスペインGPについて、ロズベルグのコラムが出ています。このコラム、段々出るのが早くなっている気がするのですが、気のせいでしょうか。だとしたら、すぐにブログを書く中嶋一貴に対抗してのことかしら?とどうでもいい邪推をしています。

"Kazuki’s seventh place in the Spanish Grand Prix was a good result for AT&T Williams. Neither of our cars were that competitive prior to the race, so to come away with a couple of points and strengthen our fourth position in the Constructors’ Championship was good news."

[AT&T Williams F1 - Nico's Spanish GP Column]以下同様

「スペインGPで一貴(中嶋一貴)の7位を穫ったことはAT&T Williamsにとって良い結果だ。僕たちのマシンはどちらともレースの前はそれほど良くなかったから、ポイントを取れてコンストラクターズでの4位という地位を盤石に出来たのは良いニュースだ」

"However, the result could have been even better because both of us were running in the points until my engine let go on lap 42. I got absolutely no warning of the failure; one moment I was accelerating out of the final corner as normal, the next I’d lost all power and had to retire. It was the team’s first DNF of the year."

「けれども、結果はもっとよくなった可能性がある。僕のエンジンが42周目にダメになる前には僕たちは二人ともポイント圏内だったから。僕は異常にまったく気付かなかった。最終コーナーを普通に加速していたら、次の瞬間にはすべてのパワーが無くなった。そして、リタイアせざるを得なかった。チームにとって今年はじめての未完走だ」

"Of course it was disappointing to retire, particularly when you can see with hindsight that I’d have overtaken Jarno Trulli in sixth place before the end of the race, but what was more frustrating was practice and qualifying."

「もちろん、リタイアは残念なことだ。特に、後になってみてみると、レース終了までにヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)を追い越すことが出来たかもしれないときには。けれども、もっと不満なことはフリープラクティスと予選だ」

"We introduced a new aerodynamic package on the FW30 in Spain. It had shown itself to be a good step forward during testing at the Circuit de Catalunya the previous week, but when we returned there for the race, the track conditions were different and we struggled. To overcome these grip problems we changed the set-up on my car and that turned out to be the wrong thing to do. I struggled for grip and it was only when I adopted something close to Kazuki’s set-up for the race that I had the car to my liking."

「僕たちはスペインでFW30に新しい空力パーツを導入した。先週のカタローニャサーキット(スペイン)でのテストの間は着実な進歩を見せていた。しかし、レースのために戻ってみると、コースの状態は異なっていて、 僕たちは苦労した。このグリップ関連の問題を乗り越えるため、僕のマシンのセッティングを変更した。変更は裏目に出た。僕はグリップと格闘した。レースに向けて一貴(中嶋一貴)のセッティングに近づけたときにだけ、マシンが好みの状態になった」

"I made a great start from 15th position on the grid and managed to overtake Timo Glock, Jenson Button and Rubens Barrichello into the first corner. By the end of the opening lap I was up to 11th, from where I could lay the foundations for a strong race. I made my first pitstop on lap 22, just before Heikki Kovalainen had his crash, and I was up to seventh by lap 35. Prior to my retirement, the race was going well."

「グリッドでの15番手という位置からは素晴らしいスタートが出来た。そして、最初のコーナーではティモ・グロック、ジェンソン・バトン(ホンダ)、ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)を追い抜くことが出来た。オープニングラップの最後には、11位に上がり、レースを好調に行うための基盤を築くことが出来た。ヘイキ・コバライネンがクラッシュした直後の22周目に最初のピットストップを行った。35周目には7位に上がることができた。リタイア前のレースは順調だった。」

"There’s no test session planned between now and the next race, the Turkish Grand Prix, so we need to analyse the data from Barcelona to ensure that we hit the ground running at Istanbul Park. I finished seventh there last year and think the track will suit the FW30, so I’m looking forward to the race."

「トルコでの次のレースまでテストは予定していない。だから、インスタンブールパークの路面に確実にあわせるため、バルセロナでのデータを分析する必要がある。去年は7位で終えることが出来たサーキットで、FW30にあったコースだと考えている。だから、レースが楽しみだ」

"Before I sign off, I want to wish Heikki a swift recovery from his nasty shunt in Spain. He went off at one of the most dangerous corners on the lap and at the worst possible angle because he hit the barriers head-on. I hope he gets well soon."

「ペンを置く前に、ヘイキ(コバライネン)がスペインでのあのひどい事故から早く回復することを願いたい。彼はコースでもっとも危険なコーナーの一つから飛び出した。考えられるもっとも悪い角度だ。つまり、彼は頭からバリアに突っ込んでいた。彼が早くよくなることを願っている」

"Until next time, Nico"

「次のときまで。ニコ」

ニコと学ぶF1英語:

DNF = Do Not Finish

F1では完走(=finish)して初めて順位がつくようです。完走とは1位のマシンがチェッカーフラッグを受けたときに、1位のマシンから規定の周回以内にいることです。だから、厳密にはリタイアという概念はF1にはなく、最後の1周や2周目でエンジンブローのためにリタイアしても完走扱いになって順位がついたりするようです。

順位がつかないものは、すべて「Do Not Finish =DNF」というくくりになるようです。予選だと「Do Not Qualified=DNQ」となると思います。

" It was the team’s first DNF of the year."

「チームにとって今年はじめての未完走だ」

コメント:

ヘイキの事故は本当にびっくりしました。夫に誘われて、時々にF1を見るようになって10年ほど経ちますが、私がまともに記憶のあるF1で、セイフティーカーと同時にメディカルカーが出たのは初めてです。とても観客や視聴者に見せられないような状態のときに使用するであろうブルーシートも初めて見た気がします。

タイヤバリアの中にドライバーがいて、コースマーシャルが何人かがかりで引き抜こうとしても引き抜けてないマシンを見たときは血の気が失せる気がしました。動いてる彼の映像を見て、安心と同時に「でも、集中してれば人間限界でもある程度動けるよね」と囁く自分がいました。

結果的にヘイキは目立った異常は報告されていなく、とても嬉しいです。ただ、そのときの記憶がないこと、受けたGは27Gほどであることを考えると、ドライバーとしての力量を維持したまま復帰できるのか、とても心配です。深層心理に何かが残ってしまうと、速さに影響が出るのでは、まだ若くて将来を触毛されていたのに、なんて思ってしまいます。

まあ、しかしそこは事故を乗り越えたハッキネンに、どんなときにも冷静に熱いアイスマンのライコネンと同じ凍てつく国で生き、いかなるときも冷静と言われるフィンランド人。そんなに心配など吹っ飛ばしてくれることを祈ってます。

304月/080

スペインGP決勝、ロズベルグ「一貴寄りのセッティングはとても良く、もっと激しくプッシュすることが出来て僕は嬉しかった」

スペインGPを終えてのロズベルグのコメントが出ています。スペインGPは予選の不調にもかかわらずスタートを決めて、良いレースをしていたのに、エンジンブロー(?)でリタイアでした。

"In the end, this result is a combination of two things. We brought a new aero package to this race and we went the wrong way with it when it came to set-up in practice. We were able to change this for the race and went much more towards Kazuki’s setting, which worked a lot better as I was able to push harder and I was much happier with that. It was going really well in the race. I had a good start, chose the right way to go off the line and went from 15th to 11th in the first lap so I knew we had a good chance to do well and overtake Jarno for sixth place. Even if I hadn’t passed Jarno, I still would have finished seventh, which would have been good also, so the end result is a shame."

[AT&T Williams F1 - Spanish GP Race ]

「結局、この結果は二つのことの組み合わせだ。このレースには新しい空力のパッケージを持って来たんだけど、フリー走行でのセッティングで、間違った方向に進んでしまった。レースに向けて変更は可能だったので、一貴のセッティング寄りに変更することにした。一貴寄りのセッティングはとても良く、もっと激しくプッシュすることが出来て僕は嬉しかった。実際に、レースでもうまく働いた。良いスタートをして、ラインから離れるのに右の方向を選び、ファーストラップで15番手から11番手に上がった。だから、僕はいいレースをして、ヤルノをオーバーテークして6番手になる良いチャンスだったことが分かっていた。ヤルノを追い抜けなくても、僕は7位でフィニッシュできるはずだった。それでも良い結果だ。だから、最終的な結果は残念だ」

ニコと学ぶF1英語:

aero package = エアロパーツ。

空力が重要なF1ではマシンの形状を少し変化して、ダウンフォースだの何だの調整するようです。そのためのパーツのことだと思われます。

"We brought a new aero package to this race"

「僕たちはこのレースに新しい空力のパーツを持って来た」

コメント:

レースでは一貴より速かったなあと思っていたら一貴のセッティングを参考にしていたんですね。エンジンブローはニコの責任ではないだろうとは思うんですが、予選でチームメイトに負け、決勝でリタイアというのはとても残念な結果です。

スペインでは冬の間、テストしていたコースで、「慣れたコースなら一貴のほうが、実は分があるんじゃ!」と思うと、ニコファンとしてはいてもたってもいられません。ああ、これからも一貴に負けちゃったらどうしよう。ニコのほうがF1ドライバーとしてのキャリアが長いのに!

274月/080

スペインGP予選、ロズベルグ「15番手からスタートするというのはとても困難なことだ。でも、それは燃料をどれだけ積むかという選択肢が与えられることでもある」

スペインGPの予選終了後のコメントが出ています。予選ではロズベルグが15番手、中嶋は自身最高位の12番手でした。

"It wasn’t a good day for us today. I’ve struggled with the balance of my car since we arrived, but the only things that we could adjust to try and improve it during qualifying were the front wing and the tyre pressures, but that wasn’t enough so I wasn’t able to do better this afternoon. It will be very difficult starting the race from 15th, but it does allow us to decide our fuel level. I’m hoping I’ll get a good start and gain some positions from the outset, and then we shall see where we can go from there."

[AT&T Williams F1 - Spanish GP Qualifying]

「今日は良い日ではなかった。僕は到着してからずっと自分のマシンのバランスの問題と格闘していた。けれども、予選の間に調整して改善できるのはフロイントウィングとタイヤの内圧だけだった。だけど、それだけだと十分ではない。だから、予選ではそれより良い走りをすることが出来なかった。15番手からスタートするというのはとても困難なことだ。でも、それは燃料をどれだけ積むかという選択肢が与えられることでもある。良いスタートをして、順位を上げたいと願っている。そして、このスタートからどこまで行けるか確かめたい」

ニコと学ぶF1英語:

tyre pressures = タイヤの内圧

タイヤにどれだけ気体を入れるかでタイヤ内部にかかる圧力を調整するのもF1では重要なことのようです。内圧が低過ぎたりすると何かが起こったりするようです。

" the only things that we could adjust to try and improve it during qualifying were the front wing and the tyre pressures"

「予選の間に僕たちが変更して改善し調整できるたった一つのことはフロントウィングとタイヤの内圧だ」

コメント:

とうとうニコがチームメイトの中嶋に予選順位で負けてしまいました。日本人として中嶋の活躍を喜ぶべきところなのは分かってるんですが、喜べません…。

スペインのサーキットは慣れていると言っていただけに、この順位はなかなか厳しいです。「燃料の搭載量を調整できる」と前向きなコメントをしているところをみると、明日の第一スティント(スタートから最初のピットストップまで)は長めの作戦でしょうか。

274月/080

スペインGP金曜日、ロズベルグ「まだ整理する必要のあるバランスの課題がいくつかある」

いつもの通り、スペインGPの金曜日のフリープラクティスを終えてのロズベルグのコメントです。フリープラクティスのタイムはロズベルグが7番手、チームメイトの中嶋が4番手です。

"In the morning we tried something that really didn’t work out so we had to change back for the afternoon session. The car felt a lot better straight away, but we still have a few balance issues that we need to try to sort out as it doesn’t feel so great on the track. Circuit conditions have changed a lot since we tested here last week, so we have to have another look at the set-up before tomorrow."

[at&t Williams F1 - Spanish GP Gree Practice]

「今朝のセッションで試したことは、実際にはうまく行かなかった。だから午後のセッションでは元に戻さなくてはいけなかった。マシンはすぐに少し良くなったようだった。だが、まだ整理する必要のあるバランスの課題がいくつかあって、コースではそれほどものすごく良いとは思えなかった。サーキットの状態は先週のテストのときから少し変化していた。だから、明日になる前に違う観点からのセッティングについて度考えなくていけない」

ニコと学ぶF1英語:

balance issues = バランスの問題

F1マシンではどうやらバランスが大事なようです。私は何のバランスかよく分かってませんが、とりあえず

重要な問題だという雰囲気は中継からも伝わってきます。バランスが悪いと滑らかに走れないようです。リアとフロントのウィングのバランスのことでしょうか。

"we still have a few balance issues"

「僕たちはまだいくつかバランスの問題を抱えている」

コメント:

フリーとはチームメイトに負けてしまうなんて!日本人としては中嶋の活躍を喜ぶべきだろうとおもうんですが、なかなかそういう気持ちが湧いてきません。コメントからもニコはバランスがうまくいかないなどのセッテンィグの問題を抱えたままのようです。

心配です。

254月/080

独占インタビュー、ロズベルグ「父と僕は数年前、ふさわしい時が来れば、彼が一歩退くことを決めたんだ。」

F1のオフィシャルサイトにロズベルグの独占インタビューが載っているようです。

The Official Formula 1 Website : Exclusive interview - Williams’ Nico Rosberg

和訳:F1通信;ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ):独占インタビュー

基本的に今まで取り上げて来たコメントのまとめという印象ですが、ケケと距離を置いたことついて(数年前に決めた)やスキャンダルのないことについて(物質主義じゃないから)などが興味深かったです。

適当和訳は時間があればトライしてみるつもりです。

244月/080

スペインGP前、ロズベルグ「過去にたくさんのテストを行ってとてもよく知っているサーキット」

リニューアルしたAT&T WilliamsのサイトにスペインGPについてのロズベルグのコメントが載っていました。

"I’m looking forward to this weekend’s Spanish Grand Prix because we know the circuit well as we’ve done a lot of testing there in the past. The car performed well at Catalunya throughout winter testing, so it should run well in the race. We had a promising test there last week; I had two day’s preparation time with the car which should stand us in good stead for the race. The only difficulty with Barcelona is that track conditions are constantly changing so you’re frequently having to adjust your set-up. Malaysia is now firmly behind us and I’m hoping we’ll come away from next weekend with a positive result. " [from Spanish GP Preview]

「この週末のスペインGPを楽しみにしている。過去にたくさんのテストを行ってとてもよく知っているサーキットだから。マシンのパフォーマンスはカタローニャ(スペイン)での冬のテストを通して良かった。だから、レースでも良いだろう。僕たちは先週、期待の持てるテストを行った。僕は、そのうち二日間を担当した。そのことは、このレースに向けてとても役に立つと思う。バルセロナでたった一つ心配なことはコースの状態が常に変化することだ。そのため、しばしばセットアップを変更しなくてはいけない。今はマレーシアは過去のこととして受け止めている。僕は良い結果でこの週末を終えられることを願っている。」

ニコと学ぶF1英語:

set-up = セッティング。

マシンの空力(フロントパネルやリアウィングの状態)やギヤレシオ、その他の調整のことと思われます。レース中でもときどきピットストップで、フロントやリアをいじるエンジニアの姿が見られるようです。…私の視界には入ってきませんが。

"you’re frequently having to adjust your set-up"

「あなたはしばしばセットアップを変更しなければいけない」

コメント:

テストの結果が良かったみたいでファンとして嬉しいです。

ただ、「カタローニャは知っているサーキットだし、自信があるけど、コースの状態が…」と言われると、マーフィーの法則を思い出して、「知ってるからこそ怖いんじゃ。レースには魔物がいそうだ」と思ってしまいます。

わざわざ「たった一つ」(only)と言っているあたりが、こういやがおうにも不安が募ります。

不安が杞憂でありますように。

194月/080

バーレーンGPポッドキャスト、ロズベルグ「休暇は7euroでオンラインポーカーかな」

PodcastのサイトからバーレーンGPのポッドキャストです。どうやらリッツカールトンに泊まっているときにインタビューしたようで、また前回と同じく、ニコが簡単な質問に答えています。今回はサーキットの外でニコのドラビングがテーマのようです。

聞き取れたところだけ抜粋しますので、詳細はお聞きください。

Q.ドライビングのときに聞いている音楽は?

A.去年はmatchbox20だった。

Q.ドライブは何でしている?スピードはどれくらい?安全運転?

A.アウディで楽しくドライブしている。スピードは普通より少し速いかな。少し速いスピードを楽しんでいる。僕は安全運転だ。

Q.最後にスピードチケットを取れたのは?

A.ラッキーなことにまだない。

Q.モナコの渋滞は悪夢?

A.モナコは混んでない

Q.グランプリのときはすごいけど?

A.あれはモナコじゃない。普通は混んでないよ。確かに仕事が終わったあたりは少し混んでるけど、他は空いてる。

Q.スクーターは?

A.持ってない。僕は古いのがいいんだ。フットブレーキで、ギアが3つで、クラッチがあるような。でも、そういうのだと周囲やガールフレンドは扱えないから。

Q.ボートは?

A.持ってない。いつかは欲しい。僕はまだ若いから。

Q.ボートはセーリングタイプ?パワータイプ?

A.自分では漕がない!セーリングはF1でやってる。パワータイプはF1とテクノロジーが似ていて、とてもクールなスポーツだ。

Q.バーレーンのあとの三週間の休暇はどう過ごす?

A.決まっていない。最近はオンラインポーカーをする。7euroを賭ける。たくさんのお金を賭けるのは好きじゃない。

Q.誰とオンラインで?

A.分からない。

コメント:

ニコがドライブ中に聞いていたというmatchbox twentyはまったく知らないアーティストだったので、チェックしてみることにしました。iTunes Music Storeで少し聞いてみましたが、確かにノリが良さそうに思いました。

モナコは渋滞もないとのことで羨ましいです。

どこにオンラインポーカーがあるのかすら知らない私ですが、少額でやっているってことは私がオンラインポーカーをやっていても、相手がNicoの可能性があるんですね。インターネットって不思議だ。

終始、「若者だからお金がないなりに生活している」という受け答えで、まだGP2の頃にお父さんのケケがプライベートジェットで送り迎えなどをしていて、「だから勝ててるんだろう」的なやっかみがあった、という噂を思い出しました。

二世の多いF1ですが、二世はそれはそれで大変だなー、と「ガラスの仮面」の姫川あゆみさんを思い出しました。

124月/080

バーレーンGP終了後コラム、ロズベルグ「計画通りにレースが運んでいたら、ヤルノ・トゥルーリと6位を争うことができただろう。」

AT&T WilliamsよりバーレーンGP終了後のロズベルグのコラムです。

今までは私の適当日本語訳だけ載せていたのですが、「日本語訳だけ載せるブログはどうも私のイメージと違う」と思ったために英語バージョンも載せることにしました。ただに自分の和訳が下手すぎなうえに間違いだらけなのが嫌になっただけかもしれません…。過去のものをこれから徐々に変更します。

"I have mixed feelings after the Bahrain Grand Prix. On the one hand, it was good to finish eighth and come away with another World Championship point, but I can't help feeling a bit disappointed because we could have achieved more."

[AT&T Williams F1 - Nico's Bahrain GP Column]以下同様

「バーレーンGPを終えてから、僕は複雑な気分だ。もっと多くのチャンピオンシップポイントは逃してしまったけど、8位でフィニッシュできたのは良いことだ。けれども、もう一方では、もっとやれたと思うから少し残念に思う気持ちを止められない。」

"If my race had gone according to plan, I would have troubled Jarno Trulli for sixth place, which would have been a good result. My long-run pace was similar to Jarno's throughout the weekend, but my chances of beating him were ruined when Lewis Hamilton and Fernando Alonso collided immediately behind me on lap two. Their shunt allowed Mark Webber - who was on a free fuel strategy, having qualified 11th - to sneak into the points and then passed me due to his strategic advantage. "

「計画通りにレースが運んでいたら、ヤルノ・トゥルーリと6位を争うことができただろう。そのことは良い結果をもたらしたと思う。僕のロングランのペースはこの週末ずっとヤルノのそれと似ていた。だけど、彼をやっつけるチャンスは2周目にルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソがぼくのすぐ後ろで衝突したときにダメになった。彼らが脇に避けたことによって、マーク・ウェーバーはその隙間にこっそり入ることができた。11番手で予選を終えた彼はほとんど空の燃料という戦略をとっていた。そして、その戦略上の優位性をもとに僕を追い越した。」

"The performance of my FW30 was also compromised during the race by a strong wind on the back straight. We set the gear ratios for the weekend during Friday practice, when there was less of a wind, and I found myself hitting the rev-limiter early whenever I was in the slipstream of another car."

「FW30の実力はバックストレートの強い風によって、十分に発揮することができなかった。僕はこの週末の金曜日のフリー走行でギアレシオをセットしていた。そのときは風はまだ少なかった。そして、他のマシンにスリップスとリームに入ったときはいつでもrev-limiterに早くひっかかってしまうことに気付いた。」

"Despite all these niggling problems, it was a relief for everyone at AT&T Williams to be back inside the top 10 in qualifying after the disappointment of the Malaysian Grand Prix two weeks ago. The improvement was mainly down to the tyres because we experienced none of the grip problems in Bahrain that we suffered at Sepang. I was the only driver in the top half of the grid to start the race on the prime tyre, but I was able to run at a similar pace to the cars on the softer option rubber during the opening stint."

「こんな面倒な問題がたくさんあったけれど、AT&T WIlliamsのみんなにとって、二週間前のマレーシアグランプリでの残念な結果のあとに、トップ10以内で予選を終える立場に戻って来たことは安心できることだった。改善されたことは主にタイヤの問題だ。バーレーンでは、セパンで苦しめられたグリップの問題をまた経験することは無かった。上位側のグリッドでスタートしたドライバーで一番のタイヤをはいていたのは僕だけだった。でも、最初のピットストップまではより柔らかいタイヤのマシンと同じペースで走ることが出来た。」

"Away from the racetrack, I enjoyed my time in Bahrain. I've always enjoyed going there, since I won the GP2 Championship at the Bahrain International Circuit in 2005, and this year was no different. My father was there too and we stayed in the Ritz Carlton, which is a beautiful hotel and is a really relaxing environment. The majority of the other F1 drivers stay there too. "

「コースから離れても、バーレーンでの時間を楽しんだ。2005年のGP2のチャンピオンシップでバーレーンインターナショナルサーキットを勝ったときから、僕はいつでもここで過ごすことが楽しい。今年も何も変わらなかった。父はここにいたし、僕はリッツカールトンに泊まっていた。とても美しいホテルで本当にリラックスできる環境だ。他のF1ドライバーも多くは同じホテルに泊まっていた。」

"I got to meet some interesting people over the race weekend too. Eric Clapton waved the chequered flag at the end of the race, but he watched qualifying from the AT&T Williams pit garage, which was pretty cool. Then I saw loads of people on the grid, such as Macy Gray, Frankie Dettori and Rory Bremner."

「レースウィークエンドには何にか興味深い人達に出会った。エリック・クラプトンはレースの最後にチェッカーフラッグをふってくれた。けど、彼は予選はAT&T Willliamsのピットガレージで見ていたんだ。とてもクールだ。そして、僕はグリッドでたくさんの人を見た。Macy Gray、Frankie Dettori 、Rory Bremnerなどの人々だ。」

"We now have a three-week gap in the calendar. This week I'm going to do lots of training at home in Monaco, then I'll head to Barcelona next week for a four-day test session of which I'm driving two days. We have various mechanical and aerodynamic upgrades to try, all of which we hope will give us more performance. "

「今は三週間の休暇中だ。今週はモナコの家でたくさんのトレーニングをしようと思う。それから次の週は四日間のテストのうち二日間ドライブするためにバルセロナに向かう予定だ。僕たちはたくさんの機械的や空力的な改善に挑戦している。すべての改善がより良い成果をもたらしてくれることを願っている。」

"We will give those new parts a baptism of fire in the Spanish Grand Prix the following weekend. Let's hope we can score more points in the race."

「僕たちは続くスペインGPで新しいパーツをお披露目しようとしている。次のレースではもっとポイントが穫れることを願おう!」

"See you in Spain,Nico"

「またスペインで。ニコ」

ニコと学ぶF1英語:

stint = スティント。

スタートからピットストップまでを第一スティント、次のピットストップまでを第二スティント、その次のピットストップまでを第三スティント、などと呼ぶようである。

"I was able to run at a similar pace to the cars on the softer option rubber during the opening stint."

「最初のピットストップまではより柔らかいゴムのタイヤのマシンとほぼ同じペースで走ることが出来た。」

コメント:

いつも内容的には決勝後コメントと大して変わりのない内容を、ここまで引き延ばせるコラム担当に脱帽です。しかも決勝後コメントも、あんなにきちんと語ってるとは思えません。whereやwhen説のあとはライターの腕なんだろうなあ、と思うことしきりです。

また、私が勝手にそう呼んでいるチームレッドブルの一員のマーク・ウェーバーは、この間までF1にいることを忘れていました。私は本当に失礼な人間だと思います。私の脳内では彼はミナルディ→その後不明?引退?でした。すみませんすみません。ジャガーにもいたんですね。決してスポットライトを浴びるわけではないと思うのですが、それでも食らいついて、まだF1にるマーク・ウェバーは凄いなあ、と思います。いや、F1を見てると本当に自分の人生を考えさせられます。

…ま、とはいっても、ニコを追い抜いたことはあんまり許せませんが(え?

94月/080

バーレーンGP決勝後、ロズベルグ「幸せだったと思うべきなんだろう。でも、満足ができない。」

遅くなりましたが、AT&T WilliamsのサイトにバーレーンGP決勝後のロズベルグのコメントが載っています。ロズベルグは8位、チームメイトの中嶋も14位でした。

"In the final analysis I guess I should go home happy as we got a point, but I don't feel satisfied. We should have done better. However it was very difficult out there, the tyre performance was very changeable and the wind conditions were different to Friday when we set our gear ratios and in the end the car was just not good enough. So we have got some work to do before the Spanish GP. Historically Barcelona is a difficult track for us, but we have got some new developments for the car, so I hope this will help for the next race."

[AT&T Williams F1 - Bahrain GP Race]

「最終的に、僕はポイントを取ることができて幸せだったと思うべきなんだろう。でも、満足ができない。もっとうまくやれたと思う。しかしながら、ここでは難しかった。タイヤのパフォーマンスはとても変化していたし、風も僕たちがギアレシオをセットアップした金曜日とは異なっていた。結局、マシンはそこまでよくはなかった。スペインGPの前に一仕事しなくてはいけない。去年までのことを考えると、バレンシアは僕たちにとって難しいコースだ。でも、マシンにはいくつかの新しい開発をした。次のGPで役に立つことを願っている」

ニコと学ぶF1英語:

gear ratios = ギアレシオ。どれくらいのスピードで次のギアにチェンジするのかの調整だと思われます。最適なギアというのはコースやら車やらその他諸々によって変わって来るようです。これが当たるといきなり速くなったりすることがある模様です。

"the wind conditions were different to Friday when we set our gear ratios"

「金曜日に、僕たちがギアレシオをセットアップしたときと、風の状態は異なっていた」

コメント:

ニコ、ポイントおめでとう。やったー!と思っていたら、ニコはあんまり喜んでいないようで、少し驚きました。F1ドライバーって大変だな、と思いました。

そのうち、適当日本語訳をと思ってますが、AT&T Williamsのページにはpodcastやコラムも掲載されていますので、お急ぎのかたはそちらもご覧ください。

尚、少し前に「ポッドキャストを聞いて、ニコのサイン入りキャップをプレゼント」というキャンペーンをやっていましたが、何度メールを出してもErrorで返ってくるので、ここに紹介するのも諦めました。アレはどうなったんだろう。

64月/080

バーレーンGP予選、ロズベルグ「マシンはレースでも良い走りをすると思う。もしかすると、予選より良いかもしれない。」

AT&T WilliamsにバーレーンGPの予選8位を受けてのロズベルグのコメントが載っていました。F1-live.comの和訳も出ています。チームメイトの中嶋はQ2までの16番手からです。

"I am happy because we are back where we expected to be at the moment, which is behind the top three teams, so 8th position is more or less the best we can do. It would have been nice to be ahead of Jarno Trulli, but he was a little bit quicker than me overall. We have a good race car, possibly stronger than our qualifying car, so I think we are in a good position for the race and strategy is also on target. It's definitely all going in the right direction"

[AT&T Williams - Bahrain GP Qualifying]

「今このときに期待している場所に戻って来れて幸せだ。トップ3の次に付けることが出来た。8番手という位置は、誤差はあるにしろ、僕が出来るベストだ。ヤルノ・トゥルーリの前に出来ることが出来たら素晴らしかった。けれども、彼は全体的に僕より少しだけ速かった。マシンはレースでも良い走りをすると思う。もしかすると、予選より良いかもしれない。だから、レースに向けて良い位置にいると思う。作戦通りだ。間違いなくすべてが良い方向に向かっている。」

ニコと学ぶF1英語:

It would have been nice to = wouldを使った、いわゆる仮定法過去完了で現実と違ったことを仮定してお話しします。日本語にすると、「〜だったら素晴らしかった」という感じだと思われます。F1英語というわけではないのですが、ヨーロピアンな文化のF1だと、凝った表現が普通に使われていて、私はよく罠にハマるので解説してみました。今回もまんまとハマりました。ヤルノより前に出たのかと思いました。

"It would have been nice to be ahead of Jarno Trulli"

「もし、ヤルノ・トゥルーリの前にいたら素晴らしいことだった」

コメント:

10位以内に入って、そのうえ作戦が当たっているようで、ファンの私も相当嬉しいです。3位を獲得したオーストラリアでも予選は7位だったので、ニコのコメントにもあるように現時点でのウィリアムズのベストは7〜8位ということなのでしょうか。

オーストラリアほどサバイバルなレースにはなって欲しくないので、レース向きのマシンというニコのコメントに期待して、今回はポイント穫れるといいな、と控えめな期待を胸に秘めつつ、決勝を待ちます。

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